とんかつの要素は3つ、豚肉・パン粉・揚げ油です。その素材にどうやってパン粉を付けるかはお店独自のやり方があると思います。
①道具が体に合っていますか?
パン粉を入れるバットが小さかったり、高さが合っていないと
力が入らず綺麗にパン粉付けができません。
②バットにパン粉を出します。
③豚肉に小麦粉をまんべんなく付け、軽く粉を落とします。
④卵液にくぐらせます。
⑤パン粉を両手で覆い被せ、最初の1回目で肩から力を入れる感覚
でギュッと抑えパン粉付けをします。何度も後から押しつけても
1回目で失敗すると揚げた時に衣がはがれてしまいます。
⑥形を整え、トントンと軽くパン粉を落とし、ゆっくりと揚げ油へ投入。
⑦とんかつの衣がはがれてしまっている部分や割れてしまっている部分はないですか?そこがパン粉付けの際に力が均等に入っていないところです。意識して力を入れてみましょう。
揚げ過ぎて豚肉が縮んでしまい、豚肉と衣のあいだに隙間ができているかもしれません。芯温を測って、逆算して揚げ時間も調整してください。
これはあくまでも一例ですが、ここで細かい疑問が浮かぶはずです。
小麦粉は薄力粉と強力粉どちらが良いの?
溶き卵はどれくらい溶けば良いの?
パン粉付けは片手ではダメなの?1回ではダメなの?
等々
とんかつのパン粉付けはとても繊細で技術が必要です。
それでは覚えるのに時間がかかる、作業効率が悪い、複数の人が調理を担当するためばらつきが出るので困る、という方には中屋パン粉の打ち粉ミックスをおすすめします。
小麦粉を打ち粉ミックスに替えていただくだけ、というとてもお手軽な方法で、衣がはがれにくくなります。
また、現在バッター液を使用していて、衣が固いという方は水の代わりに牛乳で溶くと食感がよくなります。
中屋パン粉の打ち粉ミックスを水や牛乳で溶き、バッター液としてもお使いいただけます。